Styloz Japan Open

インドネシア発レザーペイントブランド「Styloz」が日本上陸。

あなたの日用品を、もっと自由に、もっと自分らしく。

以下のnoteやInstagramでも商品情報など随時発信していきます。

INDANAの歩み

私たちの会社、PT. Inti Daya Guna Aneka Warna(通称 INDANA)は、1981年にユディ・セティアワン・スギハルトとその父ジョヨ・スギハルトによって、インドネシア・マランにある自宅の裏庭で設立されました。ユディは父の建材店を手伝っていた経験から、自分たちで塗料を製造するというアイデアを思いつきました。自宅を担保に入れ、最初の製品として塗料用シンナーの製造を開始し、その後すぐにピグメントパウダー(顔料粉末)、壁用プライマー、壁用塗料へと事業を拡大しました。壁用塗料の成功により、現在はインドネシアのマランに本社を構えるまでに成長しました。

今日、INDANAはDIY向け製品や革新的な建築用塗料・コーティング剤のメーカーとして広く知られており、インドネシア全土で販売されている50以上の塗料・コーティングブランドを展開しています。


Stylozの誕生

Styloz(スタイロス)は2020年、ユディの息子であるアントニー・スギハルトによって設立されました。 ウェアラブル・アートやファッション・カスタマイズのトレンドの高まりを受け、INDANA内での実験的なデジタルマーケティング・プロジェクトとしてスタートしたのが始まりです。既存の製品を徹底的にリサーチした結果、数十年にわたるコーティング剤調合の経験を持つ私たちなら、これまでの市場にはなかった圧倒的なパフォーマンスを提供できると確信しました。

この技術力の高さは、業界をリードするクリエイターたちの注目を集めることとなりました。ブランドアンバサダーであるLeka Putra氏とDebby Vania氏は、洗練された職人技と芸術的表現を通じて、Stylozがいかに高級品やカスタムフットウェアの価値を高めるかを実証してくれました。彼らの活動により、Stylozは多くのクリエイターやラグジュアリーブランドのコミュニティに広まり、ブランドの基礎を築くことができました。

現在、Stylozはアーティストや創造を志す人々が、日常のアイテムを自己表現の手段へと変えるお手伝いを続けています。「アートは機能を損なうことなく、その価値をさらに高めるものである」という信念とともに。

Vision

誰もが、共に暮らすモノの中に自分自身の美しさを見出せる世界を

—アートが機能を損なうことなく価値を高められるように

Mission

Stylozは、高品質な塗料、道具、そして厳選されたプロダクトを通じて、アートと機能を融合させます。キャンバスを超えて芸術表現の可能性を広げることで、日常のモノに新たな定義を与え、かつ実用性が決して犠牲にならないものづくりを可能にします。

  • 私たちは美しさを本来あるべき場所—それを手に取り、見つめる人々の手に取り戻すことを目指します。なぜなら、最も意味のある美しさとは「ただ眺めるもの」ではなく、「共に生きるもの」だからです。

  • Democratizing Beauty

    商業的な圧力が大量生産を加速させる中で、個人の表現の機会は着実に失われてきました。効率性が向上する一方で、個性が犠牲になっています。この傾向は、長らく続くファストファッションの潮流の中にあるファッション業界において特に顕著です。Stylozはこの現象に対するカウンターポイントです。自分たちにとっての「美」を自分たちで解釈し、創造的に参加する力を取り戻します。

  • Beauty of Use

    Stylozは創業以来、日常の摩耗に耐えうる処方を追求してきました。塗装されたアイテムは、ガラスケースの中に保存されるのではなく、安心して身に纏うことができます。私たちは、いかなるモノも「芸術表現の媒体」になったからといって、その実用性が失われてはならないと考えています。

    この考え方は、インドネシアの「必要性」を重視する消費行動に由来しています。インドネシアの消費者は非常に実用的です。単に飾るだけのものよりも、実用性のあるものに高い価値を置くのです。

  • Collaborative Growth

    真の成功とは、お互いを高め合うコラボレーションによって築かれるものだと私たちは信じています。地域のアーティストやギャラリーを支援することで、共に成長し、参加するすべての人々が強くなれるクリエイティブなエコシステムを育みます。私たちの発展は、個々のクリエイターの成功や、より広い芸術界の繁栄と切り離すことはできません。

  • Integrity

    私たちは、エビデンスに基づくパフォーマンスを約束し、コミュニケーションにおいて最高水準の誠実さを貫きます。製品が約束通りの性能を発揮することを保証するため、密着性、耐摩耗性、耐衝撃性、および耐久性について、国際的に認められたISO基準に準拠した試験を行っています。

日本文化への共鳴

私たちの考え方は、日本の「民藝(みんげい)」の哲学と、偶然にも深く一致しています。民藝とは、美は一部の人に独占されるものではなく、それを使う人々によって定義されるべきだという思想です。美は人々の手によって作られ、人々のために存在するのです。

今日、大量生産された製品が、機能的な要件と個人のデザインの好みの両方を完全に満たすことは難しくなっています。一方で、大量生産が社会の切実な需要に応えるために存在していることも私たちは理解しています。すべてのものをゼロから手作りできるわけではありませんし、そうすべきでもありません。

Stylozはこの現実に対し、一人ひとりが自分の持ち物のデザインを形作ることに「参加」できるようにすることで応えます。個人の好みや用途、そしてアイデンティティを反映させ、日用品をパーソナライズする手段を提供します。

また、私たちが大切にしている価値観の一つ「Beauty of Use」は、日本の「用の美(ようのび)」という哲学とも通じていることを学びました。「用の美」とは、美しさは機能によって証明されなければならないという考え方です。道具は使われることで持ち主とともに「育っていく」とき、より一層の美しさを放つのです。

Stylozの環境と社会への責任

私たちが考える「美」には、責任も含まれています。

Stylozは、私たちが実践できる最大限の範囲において、エシカルな消費哲学に従っています。返品された塗料や未使用の塗料は、自社の専用施設でリサイクルされ、使用可能な塗料として再調合・再パッケージされます。こうしてリサイクルされた塗料は、手頃な価格で地域コミュニティに配布されます。それらは個人のプロジェクトに使われるだけでなく、再販を通じて地域の人々の貴重な収入源としても活用されています。

また、Stylozは水性塗料であるため、環境への廃棄負荷が極めて少なく、VOC(揮発性有機化合物)の含有量も低く抑えられています。私たちの製品はラボでの試験を経て、塗料に含まれがちな有害物質である水銀(Hg)や鉛(Pb)を含まないことが証明されています。Stylozブランドとしての活動に留まらず、親会社であるINDANAとしても、地域開発と持続可能性に焦点を当てた長期的なCSR(企業の社会的責任)活動に積極的に取り組んでいます。

CEO Message

INDANAの創業以来、私たちは「塗装」をより身近で、かつ意味のあるものにするためのイノベーションを一貫して追求してきました。私たちが思い描くのは、住空間を創り変えることがもっと自由で、容易になる未来です。空間は、私たちの志や感情、そしてアイデンティティとともに進化していくべきものです。そうすることで、私たちの取り巻く環境は単なる機能的な場所を超え、自分自身を映し出すパーソナルな表現の場へと変わります。

私たちは、プロの建築家やデザイナーから、自分自身のクリエイティブな可能性に目覚めたばかりの個人の方まで、あらゆるレベルの「表現」を支えることに全力を尽くしています。プロフェッショナルの仕事をより円滑にし、その創造の可能性を広げることで、彼らがクライアントへ格別な価値を提供できるよう努めます。同時に、芸術的な表現はプロだけの特権ではなく、創りたいと願うすべての人に開かれたものであるべきだと信じています。誰もが、自分自身の美しさを定義するための道具を手にする権利があるのです。

INDANAから生まれたStylozは、まさにこれらの価値を体現するブランドです。人々が日常のアイテムを通じて自らのアイデンティティを表現することを可能にし、分野や国境を越えて刺激し合えるクリエイターのコミュニティを育んでいます。

私たちの製品、そしてビジョンを信頼し続けてくださる皆様に、心より感謝申し上げます。この歩みを共に進んでいただき、ありがとうございます。

ーユディ・セティアワン・スギハルト